防犯カメラ丸見えどころじゃない…怖すぎる”ウェブカメラ”の世界 (3/3ページ)
■スマホでも乗っ取り被害…「スマート家電」も危ない?
遠隔操作はパソコンに限った話ではなく、スマホでも事件が急増。パソコンからスマホを遠隔操作できるアプリがあり、これを同じようにターゲットのスマホにインストールするのだ。
するとメールや画像の閲覧、通話の録音などはもちろん、カメラやマイクを強制起動させてリアルタイムの盗撮・盗聴が可能になる。さらにGPS機能によって現在位置までバレてしまうからタチが悪い。
実際、このアプリを悪用して元交際相手の女性の私生活をストーキングしていた男や、一方的に好意を寄せていた女性のプライベートを監視していた男が逮捕。妻のスマホに仕込んで夫が逮捕されたケースもあった。
この手のアプリはあくまで合法で「盗難対策」が目的であり、盗まれたスマホの手がかりを得たりといった使い方をする。普通にアプリストアで配布されているが、悪用が後を絶たないのが実情だ。
パソコンやスマホだけでも恐ろしいが、最近はネットに接続する「スマート家電」が流行。IoT(モノのインターネット)の時代が迫っており、ネット接続した家電にカメラが搭載されれば家中が盗撮されかねない。遠くない未来に「すべての家電製品は乗っ取られるリスクがある」という認識でセキュリティ対策に臨まなければいけない状況になりそうだ。
- 佐藤勇馬(さとうゆうま)
- 個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数