石破、小泉に橋下!? 政権急展開「ポスト安倍」7人の腹の内 (3/4ページ)
その筆頭は、派閥活動を再開させた石破氏だが、外務大臣の在職日数が戦後歴代4位に並んだ岸田文雄氏も、意欲をのぞかせる。「岸田さんはそもそも、タカ派の安倍首相とは政治理念を異とするリベラル派の伝統派閥・宏池会のリーダーです。派閥の会合では、“憲法9条自体は改正することを考えない”と、改憲が悲願の安倍首相と正反対の発言をしているだけに、このまま改憲に突っ走る安倍首相に対して心中穏やかではないでしょうね」(前同)
その宏池会は、昨年の総裁選では、名誉会長である古賀誠元自民党幹事長が野田聖子氏を担ぎ出し、出馬寸前までいったという過去もある。「政権の支持率が40%前後となれば、野田、岸田という党内、閣内のポストを待ちながらも非主流であるリベラル派が、“安倍降ろし”に動き出す可能性はあります」(前出の浅川氏)
浅川氏によると、石破、岸田、野田の3人衆に、自民党幹事長の谷垣禎一氏を加えて4人衆になると、「党内は一気に権力闘争の状態になっていく」が、その谷垣氏も腹に“一物”を抱えている。「昨年11月頃、谷垣さんがメディア関係者と会食した際、話の8割は安倍首相への愚痴だったといいます。愚痴は逆心に変わる。当然、チャンスが訪れれば、と考えているでしょうね」(自民党関係者)
党内の不満分子は彼らだけではない。5番目の刺客として急浮上してきたのが、前出の石原氏だ。安倍政権の火ダネである石原氏が、同時に、ポスト安倍の台風の目になりそうだ。「昨年の5月頃、自民党総務会長の二階(俊博)さんが石原さんへ接近し、二階派と石原派“合併”の動きがありました。実現したら、宏池会を抜いて党内第3派閥になる巨大勢力です。今回の石原起用は、そうした動きを封じ込める首相の狙いがあったともいわれているのです」(前同)
“お友達”からも、その座を狙われる安倍首相。しかし、この党内の5人衆、支持率5割超えの首相にとって代わるには、国民人気はいまひとつ。「かろうじて石破氏だけが合格圏内でしょうが、その他の議員は正直、地味な印象が拭えません」(同) となれば、名前が挙がってくるのは、小泉進次郎氏。