映画『ゾンビスクール!』主演のイライジャ・ウッドにインタビュー (6/7ページ)
例えば個人的な恐怖だったり、実存的な念だったり、大きい何かに対する恐怖だったりといったものを、他のジャンルでは描けない形で掘り下げられるのがホラーなのではないか? と考えているんです。
そして、良質なホラー映画は美しくもあります。ダークなビジュアルには美しさも備わっていることが多いですよね。自分は、日本のホラー映画にはそれをすごく感じます。美しく、ユニークで、ちょっと奇妙で、何か特徴的なビジュアルを持った幽霊ものやホラーが日本では作られているんです。
――ご自身に一番影響を与えたホラー映画、そしてここ数年観たホラー映画の中で一番衝撃を受けた作品はなんでしょうか?
イライジャ:僕には7歳年上の兄がいるので、幸運にも年相応ではない映画を小さい時からたくさん見てきました(笑)。兄がレンタルで借りてきた作品を一緒に見られましたから。
そんな環境の中で一番影響されたホラー映画は、VHSで見た『Truth or Dare?: A Critical Madness』(日本未公開)です。内容や演技、さまざまな要素がすごく粗削りなんですが、同時にすごくチャーミングで、僕はセンチメンタルな愛情をこの作品に持っています。
小さい頃に見た影響もあると思いますが、ずっと自分の中に残っているんです。シーン1つ1つもすごくよく覚えていたんですけど、タイトルは覚えていなくて、後々「それってあの映画じゃない?」と言われてタイトルを覚えた作品でもあります(笑)。