地方にとっては高すぎ! 東京は最低時給が900円以上ってほんと? (1/2ページ)

バイト探しで気になるのが「時給」。時給900円なんて募集広告を見かけることもありますが、地域や業種によっては違法になっちゃうのはご存じでしょうか?
最低賃金には「産業別」と「地域別」の2種類があり、正社員に限らずアルバイトやパートも対象。どちらか高額なほうが適用され、東京都では907円以上と定められているので、もし時給900円のバイトがあったら理由を聞くべきです。ただし、リゾート地でのバイトなどはその地域の最低賃金が適用されるので、事前に確認しておくのが良いでしょう。
■業種と地域で変わる「最低賃金」
給料やバイト代には「最低賃金」があり、都道府県毎の「地域別」、特定の業種が対象となる「産業別」の2種類があります。ベースは産業別で、現在の東京の例をあげると、
・塗料製造業 … 894円
・出版業 … 857円
・小売業 … 792円
などです。これは18歳以上~65歳未満が対象となるので高校生は除外、つまりこの金額未満になっても構いません。同時に、都道府県ごとの地域別も定められ、東京都の場合は907円が適用されます。
2つの賃金が異なる場合、どうなるのでしょうか? これはきわめてカンタンで、高額なほうが適用されるルール。同じく東京都の例では、
・産業別でもっとも高額な塗料製造業 < 地域別
となるため地域別が適用、東京都のバイトは最低907円/時、と表現できます。もしこれ未満だった場合、最低賃金法により雇い主には50万円以下の科せられますし、契約書に「時給900円」と書かれていてもまったく効力を持ちません。
ただし、最低賃金未満になっても構わない「特例」もあります。試用期間や軽易な業務が代表例です。バイトでも定番の試用期間は、その地域の労働局長の許可があれば、
・最長6ヶ月間
・減額は20%まで
が許されています。