月40時間残業って多い? 少ない? 知っておきたい残業と労働環境の常識 (1/2ページ)

日本人はよく働く民族である、と海外の人のみならず日本人自身も感じているのではないでしょうか。事実、私たち日本人の残業時間を見てみると、その「働きすぎぶり」がよく見えてきます。今回はそんな日本人の労働環境を残業時間に注目して調べてみました。
■日本人の平均残業時間から見える残業事情
ある調査によると毎月の勤務日数を20日だと仮定した場合、もっとも多かった1日の残業時間は、1~2時間という結果になりました。毎日1時間ぐらいの残業なら......と思う人ももしかしたらいるかもしれません。しかし、残業をしていない人の割合を見てみるとなんと4%しかいないという結果になりました。毎日1時間くらいなら......そう思いながら働いている人が多い結果、私たちは毎日残業をしている、という現実なのです。さらに日本人の平均的な残業時間は約47時間だと言われており、世界と比べても多めと言えます。
■残業はすべき?しないべき?定時で帰ってもいい?みんなの現実は?
残業をしている人がほとんどであることが分かってきたものの、実際に定時で帰っている人もいます。最近では「水曜はノー残業Day」と社会全体で広まってきており、会社によっては残業を推奨していないところがあることも事実です。ではなぜ多くの人が残業をしているのか。それにはさまざまな理由がありますが、「自分だけ定時で帰りにくい」と言った理由から残業をしている人がいることもあるそうです。日本の風土的に「周りの人に合わせないといけない」という暗黙の了解から残業を選択している人もいます。また、明らかにその日の勤務時間内に終わらない量の仕事を任されてしまうこともあり、仕事を終わらせるために残業をすることもあります。自ら進んで残業をする人の中には「残業手当」を目当てにだらだらと仕事をしている人もいて、残業をしているからと言って仕事をこなしている量が多いとは限らないようです。