これ完全にホラー!河童を本当に信じてた江戸時代に描かれた「水虎十二品之図」の不気味さよ (1/3ページ)
こ、これは大人でも泣くレベル!
江戸時代に描かれたカッパのホラー具合がハンパないです。紹介するのは江戸時代に坂本浩然によって描かれた「水虎十二品之図」。
坂本浩然「水虎十二品之図」
子供に見せたらトラウマ確定!ちょっとこれは不気味すぎますね。この作品の作者 坂本浩然は実はJapaaanで紹介した、美しい桜の写生「桜花譜」を描いた人物。
桜満開の季節にぴったり!29種もの桜を写生した江戸時代の絵師 坂本浩然による「桜花譜」 全国各地で桜が満開となり日本の春本番を迎えていますが、桜は昔から日本人の心を惹きつける存在でした。江戸時代末期の絵師 坂本浩然(さかもとこうねん)。紀伊藩の医師でもあった坂本浩然は草花…桜の作品とのギャップがとんでもないわけですが、「水虎十二品之図」は実は古賀侗庵(こがとうあん)という人物が文政3年にまとめた「水虎考略」という資料集を転写したもので、12種類のカッパがまとめて描かれています。「水虎」というのはカッパ(水に住む妖怪)のこと。
それにしても12種類のカッパを1枚にまとめなくても…。怖すぎます。