JALの世界最長大気観測「地球温暖化の解明」へ重要なのは“継続” (3/7ページ)

FUTURUS

「CME」 資料提供:CONTRAILプロジェクト

CMEは、航空機の上昇中、巡航中、下降中にCO2濃度を連続的に、高精度で自動測定し記録します。搭載機は、全フライトで2ヶ月間連続して測定を行い、3機が常に観測を行っています。

「ASE」 資料提供:CONTRAILプロジェクト

ASEは、主にヨーロッパ路線とオーストラリア路線で大気採取を行っています。

特に、1993年から行っているオーストラリア-日本間の観測は、研究者にとって重要。南半球から北半球を飛行する航路なので、広範囲の観測ができるからです。

大気の採取は、1回のフライトで計12地点。容量1.7Lのフラスコ(専用容器)12本に入れた大気は、国立環境研究所へ届けられ、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、六フッ化硫黄、一酸化炭素、水素などの濃度が分析されます>

■ 「手動採取」では9時間以上座り続け!

大気採取は、人が手動で行う場合もある。

江藤氏、

<大気採取を行う路線は、ASEを搭載している航空機だけが飛ぶわけではないので、手動採取は代替手段として行います。測定するのは、ASEと同じ12地点です。

採取は、研究者の方が行う場合もあれば、我々(JAL担当者)が行う場合もあります。私も行きますよ。

観測者は、副操縦士席の後方座席に着席します。

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