JALの世界最長大気観測「地球温暖化の解明」へ重要なのは“継続” (2/7ページ)
で、それに気象庁気象研究所が
「大気観測を航空機でやってもらえないか」
と応募されたのがきっかけです>
1993年、気象庁気象研究所と日航財団、日本航空が協力し、オーストラリア-成田間で観測を開始。
当時、国際長距離路線の主力機だったボーイング747型機(通称ジャンボジェット)に、自動大気採取装置を装着。世界初の試みだった。
■ 2種類の自動観測機器を搭載
現在の『CONTRAILプロジェクト』は2005年にスタートする。
江藤氏、
<改良型のASE(自動大気採取装置)を開発し、新しくCME(CO2濃度連続測定装置)も導入しました。
各装置は、完全にオートで作動し、停止も自動。パイロットの操作は不要です。
配置場所は貨物室の壁面です。エンジンから入って来た空気を機内のエアコンに導くダクト内にチューブを取り付け、そこから取り入れた大気を採取したり、CO2濃度測定を行います>
■ 搭載航空機は計10機
--どの様な航空機に搭載しているのだろうか?
江藤氏、
<ボーイング777型機に合計10機です。
200ERというモデルに8機、300ERに2機です。それらのうち、(自動観測機器の)ASEとCMEの両方を搭載できるのは5機です。

資料提供:CONTRAILプロジェクト
ちなみに、搭載機の中には『CONTRAIL』のロゴを機体に入れた特別塗装機も2機あります。