JALの世界最長大気観測「地球温暖化の解明」へ重要なのは“継続” (4/7ページ)

FUTURUS

資料提供:CONTRAILプロジェクト

シドニー-成田間の場合、朝シドニーを出発し夕方に成田へ着くまで、約9時間30分はずっと席に座っていますね。

操縦室は狭いので、休憩するには客席に行くしかないんですが、基本的に安全上の理由で出入りは最小限にしています。45分に1度の割合で採取をするので、それほど時間もないんです>

「MSE」 資料提供:CONTRAILプロジェクト

江藤氏、

<装置は、MSE(手動大気採取装置)というものを使います。

資料提供:CONTRAILプロジェクト

ハンドルを手動で回し、ポンプを動かして大気を採取するんです。フラスコ(上)内に大気を必要量(1地点1L)溜める必要があるため、ハンドルはかなりの回数を回す必要があります。

観測する12地点で計5,000回くらい、けっこう大変ですね(笑)>

■ JAL以外はドイツのみ

--航空機による大気観測は、他に実施しているところはあるのだろうか?

江藤氏、

<チャーター機などでは従来から実施されていますが、ルフトハンザ航空とEUの研究者を中心としたチームが、オゾンなどの観測をしています。

観測しているエリアは、主に大西洋やアフリカ、北米、南米、アジアなどです。採取したデータなどは、EUの研究機関で研究・調査されています。

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