あの忌まわしい事故からちょうど30年。チェルノブイリは今、野生動物が支配する世界へと変貌していた (2/8ページ)

Amp.



 しかし先日発表されたばかりの研究において、ビーズリー氏はベラルーシ側の大型哺乳類の個体数は事故以来増加していると報告している。5週間の調査で目撃された動物の数は衝撃的なものだったという。仕掛けカメラには、バイソン1頭、イノシシ21頭、アナグマ9頭、タイリクオオカミ26頭、タヌキ60頭、アカギツネ10頭の姿が捉えられていた。

 放射線はチェルノブイリの野生動物の生息数を脅かしてはいなかったようだ。

いたるところに生命の痕跡が

 チェルノブイリの立入禁止区域では交通事故によって命を落とす動物はいない。代わりに鳥のさえずりを聞き、生きている動物の姿を見ることができる。

出典: karapaia

食べ物を求めてプリピャチ付近の線路沿いをうろつく若いキツネ image credit:GERD LUDWIG

 ナショナルジオグラフィックのジョン・ウェンドル氏は4月上旬にこの地を訪れ、遭遇した動物の数をカウントした。警備所と廃墟となったチェルノブイリ原子力発電所の間にある人通りの激しい場所ですら、いたるところに野生動物の痕跡を発見することができたという。

「あの忌まわしい事故からちょうど30年。チェルノブイリは今、野生動物が支配する世界へと変貌していた」のページです。デイリーニュースオンラインは、後で読むニュース社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る