あの忌まわしい事故からちょうど30年。チェルノブイリは今、野生動物が支配する世界へと変貌していた (6/8ページ)

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野生動物にとっての真の脅威とは?

 今年は大量に放出された放射性核種セシウム137の半減期にあたる。すなわちチェルノブイリ原発事故で拡散したセシウムはバリウム137mに分解され、その量が半分に減るということだ

出典: karapaia

警備員の食事風景。警備員の中には、野生動物を密猟から守ることを任務とする者もいる image credit:JOHN WENDLE

 放射性物質は食物連鎖を通して動物に蓄積される。例えば、キノコに蓄積された放射性物質は、それを好んで食べるイノシシに取り込まれる。そして、今度はオオカミがそのイノシシを食べ、汚染物質が体内に取り込まれる。

 動物における放射線物質の汚染レベルは一様ではない。動物の食事と行動次第で拡散具合も異なる。オオカミは放射線物質から多少なりとも守られているかもしれない。それはテリトリーが非常に広く、立入禁止区域の外にある汚染度が低い場所にまで移動することがあるからだ。

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