あの忌まわしい事故からちょうど30年。チェルノブイリは今、野生動物が支配する世界へと変貌していた (8/8ページ)

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出典: karapaia

チェルノブイリの悲劇によって捨てられた家。緑によって覆い尽くされようとしている。 image credit:GERD LUDWIG

 「今は30年前よりも動物が増えています」ベラルーシの国境から1.6kmほど離れたラドチャ村に住んでいるアナトリー・ツィガネンコ氏はそう話す。立入禁止区域まで目と鼻の距離だ。ツィガネンコ氏は昨年の秋頃に村の中でオオカミを見かけたという。体重は60kgほどと思われ、自分の膝よりもずっと背が高かったらしい。

 こうしたことからも事故以前よりも野生動物が増えていることが確認できるが、同時に密猟の危険も増えている。ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領が立入禁止区域を自然保護区にしようと法律で定めたのも、そうした問題を受けてのことだ。しかし、専門家はこれによってかえって同地域の保全状態が悪化するのではないかと懸念している。

via:Animals Rule Chernobyl 30 Years After Nuclear Disaster/translated hiroching / edited by parumo

記事提供:カラパイア

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