なんとかしたい!産後に発症しやすい女性の「尿もれ」 (1/3ページ)
赤ちゃんを出産したあと、育児で忙しい時期に尿もれが起きた経験のある方もいらっしゃると思います。実は、産後は尿もれが起きやすい時期です。
今回は、出産後に起こりやすい尿もれの原因や改善方法を医師に聞きました。
そもそも、尿もれとは? 通常、膀胱(ぼうこう)に尿がたまると尿意が脳に伝わります。
すると脳が「排尿するのか」「我慢をするのか」を判断して指令を出します。しかし、何らかの理由でこれらがうまく機能しないことで、自分の意志とは関係なく尿が出てしまうのが尿もれです。
女性の尿もれ、4つのタイプ 女性の尿もれには、大きく分けて4つのタイプがあります。
1.腹圧性尿失禁
女性の尿もれの中でも大半を占めるものが、腹圧性尿失禁です。咳やくしゃみ時等お腹に力が入った時に、少量の尿がもれてしまう状態です。
女性の尿道は、男性に比べて短いです。さらに尿道をしめる役割を持つ前立腺がないこと、尿道をしめる役割をもつ骨盤底筋が妊娠や出産により緩みやすいことが原因といえます。
2.切迫性尿失禁
あまり尿が溜まっていないのに膀胱が収縮して突然強い尿意が起こり、トイレまで我慢できない症状です。以下が原因として考えられます。
・過活動性膀胱
・膀胱炎
・脳血管障害
3.溢流性(いつりゅうせい)尿失禁
なんらかの原因で膀胱が固まり、収縮や排出ができなくなります。常に残尿が溜まっている状態となり、膀胱から溢れ出てしまいます。
尿意と関係なく、何となく尿が出てしまう状態です。女性では子宮がんの術後などに見られます。