洗脳。その恐ろしい9の手口と実体の実例 (5/7ページ)
新規入信者は教団の思想を受け入れることで、ハグやお世辞を浴びせられる一方、あまり疑念を挟みすぎると嫌われる。・7. スピリチュアル(神秘的)な操作
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神秘的な操作とは、教祖が状況や情報を操作し、彼らが超自然的な知恵や魔法の力、あるいは神の意向に沿っているかのように印象付ける行為をいう。つまり教祖は自らを神の代理人であるかのように演出し、その発言が常に正しく絶対であるかのように見せるのだ。
ブランチ・ダビディアンでデビッド・コレシュと対立していたジョージ・ロデンは、芝居がかったやり方で死体を掘り起こすと、これを生き返らせて力を証明すると宣言し、相手に対しても同じことをやってみろと挑発した。しかしコレシュはあっさりと警察に通報する。警察がコレシュに証拠を見せるよう要求したため、コレシュ一派はロデンが遺体を保管していた施設に侵入を試み、結果銃撃戦が起きる。
コレシュは当時バーノン・ハウエルを名乗っていたが、後にダビデ王からとったデビッドに改名した。また苗字はペルシャの王であり、バビロン捕囚にあったユダヤ人ら諸民族を解放したキュロス王に由来する。自らを救世主として演出する彼は、神の御業と称して神秘的な操作を行った。・8. 訴訟教唆の乱用
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多くのカルト教団では弁護士を仲間に引き入れ、教団の批判者を誰彼構わず告訴する。もちろん教団は経済的に余裕があり負けてもそれほど痛手を負わないが、反対に元信者は教団に全てを奪われ破産していることが多い。そのため反対に訴訟を起こすことはできない。
こうした教団の手法のために、ジャーナリズムも及び腰だ。