洗脳。その恐ろしい9の手口と実体の実例 (2/7ページ)

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こうした手法は瞑想本来の目的でなく、批判的思考を失わせることを意図したものだ。・2. 外部からの孤立


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 1977年、教祖ジム・ジョーンズと人民寺院の1,000人の信者は人里離れた南アメリカのガイアナに移住した。エドワード・クロマティが指摘しているように、こうした孤立は外部の世界で共有される価値観を捨てさせる効果がある。こうしてジョーンズは自らの思想を信徒に植え付ける自由を手に入れた。疑問を抱く者には、薬物で昏睡状態にしたり、首にニシキヘビを巻きつけるといった行為が行われ、子供たちは夜になると井戸の中に入れられた。

 地理的な孤立は精神的な孤立も生み出す。アメリカに残した友人や家族の影響はもはや届かず、従わぬ者には容赦のない罰が与えられた。この状態において、信徒は内心何を思っていたとしても、ジョーンズに黙って従うよりほかなかった。こうした人民寺院における完全にコントロールされた状態は、北朝鮮や1991年以前のアルバニアとも比較される。・3. 依存と恐怖


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 1974年に発生した、シンバイオニーズ解放軍のパトリシア・ハースト誘拐事件は依存と恐怖による洗脳の典型的な事例だ。ハーストは大富豪のお嬢さんから銀行強盗に一気に身をやつし、テログループの献身的なメンバーになってしまった。誘拐された彼女は戸棚に閉じ込められ、いつでも殺すと脅されながら暴力や性的暴行を受けてきた。こうしてシンバイオニーズ解放軍は彼女を完全にコントロールしてしまう。これは「ストックホルム症候群」という有名な症例の典型例でもあり、数ヶ月後にハーストは理想的なほどに献身的なメンバーとして、サンフランシスコで銀行強盗を行った。

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