洗脳。その恐ろしい9の手口と実体の実例 (7/7ページ)
最近ではサイエントロジーがソ連のような一連のフレーズを考案したといえるかもしれない。
こうした決まり文句の最も有名な例は、おそらくナチスのアドルフ・アイヒマンの裁判で使用されたものだろう。その裁判記録である『イェルサレムのアイヒマン』で、著者ハンナ・アーレントはアイヒマンが陳腐なフレーズと決まり文句で話したと記している。アイヒマンは「仇敵と和平」を望んだと繰り返していたようだが、自身が犯した罪の大きさをまるで理解しない彼の決まり文句に意味などないとアーレントは切り捨てている。そうした言葉で説得できるのは、国家社会主義の言語を話す人間だけだ。戦時中、「8,000万人からなるドイツ社会は、完全に同じ手段、同じ自己欺瞞、嘘、愚かさによって現実と事実から遮られていた」とアーレントは結論している。
via:Top 10 Brainwashing Techniques/ translated & edited by hiroching
人間の脳に関する研究は様々なされているものの、まだまだ未解明な部分が多い。人の脳は欺かれやすく、いとも簡単に記憶が改ざんされてしまうという事実がわかっていても、自分の意志ではどうにもならないほど、脳は自身をだますのである。
※YOUTUBEへの記事転載を禁じています。
『画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。』