日本の大手メディアが頼る「ネットでは~」という情けない"逃げ口上" (1/2ページ)
東京ブレイキングニュースに4月26日に掲載されたプチ鹿島氏の記事は非常に鋭い指摘だった。
http://n-knuckles.com/serialization/pkashima/news002228.html
この中で鹿島氏は、戦う姿勢も責任を負う覚悟も見せず、万事外圧頼みのマスコミの無様さについて述べているが、マスコミが "逃げ" に使う道具は外圧だけではない。私が十数年前から拠点としているインターネットも同様である。
もしかすると過去に何かの記事で言及したかもしれないが、2002~03年辺りから、世間でも知られている有名出版社などが、少し危ない記事を書く際に「インターネットではこう言われている」 という決め文句(逃げ口上とも言う)を使うケースが目立つようになった。場合によってはネットではなく「2ちゃんねるでは」という恥ずかしいセリフを堂々と紙面に載せるケースすらあった。
今では考えられない話かもしれないが、当時はPCやネットの専門誌どころか "2ちゃんねるの専門誌" がコンビニ売りされていた時代だったため、リスクの高い内容の場合は2ちゃんというアングラの代名詞に責任を被せ、保身しつつ記事を書こうと企む輩がアチコチにいたのである。
かく言う私の元にも当時は様々な打診があった。その大多数が 「有名週刊誌の手伝いができるんだから請けて当然だろう」 という態度だったため殆ど断っていたのだが、依頼の内容はどれも似たり寄ったり。早い話が 「今からウチがやろうとしているネタの触りの部分をネットで広めてくれ」といったもの。それが広まった段階で、週刊誌が「ネット上で驚くべき情報が話題になっている!」とぶちまけるという寸法だ。これにより、万が一大手プロダクション等が怒って訴えて来たとしても、出版社は「だってネットにある情報を拾って来ただけですもん。 ウチが第一報じゃないですもん」と言い逃れようとしたのである。