82歳筆者が考える、「子どものスマートフォン利用」...私的コミュニケーション変遷史より (7/7ページ)

Jタウンネット

「ゲームを始めると、きっとじいじはハマってしまうと思うから、やらないんだよ」

だから既に、孫たちは「悪質なネット犯罪に巻き込まれる恐れ」も有る訳だが、その辺は矢張り、学習効果や将来の機器活用の可能性も考慮して、頭から年端の行かぬ子どもたちに、悪質なネット犯罪の危険性があるから、という理由で「インターネット利用禁止」を押しつけるのは、現実的では無く、かと言って無責任に放置すればよいとも思えない。飽くまで、バランスを取った利用方法を丁寧に子どもたちに教え、親や教師や年長者が注意深く見守るべきだ、と筆者は考える。

それ故、筆者がこうして孫とTwitterで交信出来るのは悪いことでは無い、と信じている。万一、忙しい共働きの両親にも言い難いことがあったりして、孫が迷い、悩んだりした時には、たとえ距離的に離れていても、タイムリーに気安く相談出来る、信頼の置ける年長者が居れば、色々苦労しながらでも、きっと逞しく成長してくれるものと信じている。現に、海縁に住んでいる祖父母を心配して、直ぐに声を掛けることが出来るのだから、今のネット環境は筆者の子ども時代に比べれば、素晴らしい進歩と利便性をもたらしている、と思う。

昔から、「鋏は使いよう」と言われるように、便利な機器にメリット、デメリットがあるのも当然で、結局、その活用に際する配慮の仕方如何に尽きる、と言っても過言では無かろう。

日本各地のPTAも教育委員会も、周到な準備と環境を整えた上でバランスの取れた結論を出して欲しいものだ。

buraijoh.jpg筆者:ぶらいおん(詩人、フリーライター)東京で生まれ育ち、青壮年を通じて暮らし、前期高齢者になって、父方ルーツ、万葉集ゆかりの当地へ居を移し、今は地域社会で細(ささ)やかに活動しながら、西方浄土に日々臨む後期高齢者、現在100歳を超える母を介護中。https://twitter.com/buraijoh
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