食中毒の65%が6~9月!だから知りたい「実は危険な食べ物」 (1/3ページ)
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食べ物
今年もジメジメした梅雨がはじまりました。雨が降ったら外出は控える、出かけても近場だけという方も多いのではないでしょうか?
この季節、いちばん気をつけないといけないのは食中毒。2013年の厚生労働省の調査によると、細菌性の食中毒被害の65.6%は6月から9月に報告されているとのこと。
ところで、食中毒といえば肉や生魚などが危険……なんてことは常識ですが、意外な食品にもリスクが潜んでいることをご存知でしょうか? 今回はそんな、身近にある「実は食中毒になる危険な食品」をご紹介します。
■1:水
水での食中毒は過去何件か報告されており、なかには水道水が原因となったものもあります。
ペットボトルの水は、他の飲料と同じようにすぐに飲み切ってしまいましょう。飲み口から雑菌が入り込み、ペットボトル内で繁殖するためです。
水道水による食中毒は、台所の衛生環境等が原因。台所は常にきれいにしましょう。また、朝いちばんに使う水道水は、いったん流してから使いましょう。
■2:アイスやクッキーなど
アイスやクッキーでの食中毒、その原因は卵にあります。加工して使うからといって安心していると危険です。生卵はサルモネラ菌が繁殖しやすく、加工しても根絶できません。市販のものならば大丈夫でしょうが、手づくりをする方は気をつけてください。
また、サルモネラ菌だけでなく他の菌にも要注意。0度以下で繁殖する細菌もいるので、冷凍したアイスだからといって安心はできません。しっかりとした環境で調理をしてください。
■3:スーパー等で購入した食品
この時期は、スーパーやコンビニで購入した食品の管理にも注意が必要です。購入したものを30分間放置しただけで、細菌の数は急激に増加するからです。
また、スーパーで冷やされていた食品は、温度の変化によって簡単にいたみます。そのため、スーパーによったあと別のお店にいくのは控えた方がいいでしょう。
コンビニ弁当等、温めれば大丈夫と思われがちですが、電子レンジでは殺菌しきれません。