頭ごなしに「怒る」のはNG!20代の後輩を「辞めさせずに叱る方法 (1/2ページ)
20代も後半になってくると、入社1~2年目の後輩の面倒を見る機会が増えてきます。部下ではないけれど、何かと目を配らなければならない存在の後輩。場合によってはどうしても、忠告や指導をしなければなりません。
しかし安直なお説教は、ただただ「ヒステリーな口うるさい先輩」と反感を買ってしまうだけです。それどころか「〇〇さんがうるさいので辞めます」なんてことになったら、自分の責任を問われてしまうことも。
そこでここでは、仕事において後輩を上手に「叱る」ポイントについて取り上げてみましょう。
叱る理由をしっかり整理するまず大切なのは、「何がいけないことなのか」をこちらがきちんと把握・整理することです。
入社1・2年目で生じるトラブルは、だいたい本人が「自分の何が問題だったのか」に気付いていないことがほとんどです。トラブルの状況によっては、やむを得ず自分で判断してしまったことで発生してしまったことなのかもしれません。
結果や現状だけ判断するのではなく、「どのような状況だったのか」、「どうしてそうなってしまったのか」、「どのような処置ができたのか」といったことを瞬時に整理することが、先輩として問われるスキルになってきます。
案外整理していくうちに、自分も新人時代に同じミスをしていたなんてことに気づくこともありそうですね。
叱るときは感情や私情は捨てるついつい勘違いしてしまうのは「叱る」ことを「怒る」ことと取り違えてしまう人がいることです。「怒る」には、良くないことを咎めると言った意味合いもあると同時に、いかりや腹立たしさといった感情的な要素が含まれます。
しかし「叱る」には、この感情的な要素は含まれません。あくまでも良くない点を指摘して、咎めるとといった意味合いだけを持つのが叱るという行為です。そのため後輩を叱る際は、まず怒りの感情を捨てることが大切です。
ついついカッとなってしまう人もいるかもしれませんが、それは相手にとっては委縮してしまう一方です。また感情的に怒ることは、あなたにとっても無駄にエネルギーを消費してしまうだけで、双方にとっていい結果は生み出せません。
こんなときこそクールになる心が問われます。