世界観が魅力! 読んでおきたいおすすめSF漫画10選 (6/8ページ)
しかしよく聞くと、その彼女というのはギャルゲーの女性のことでした。拓郎はあきれ果てたものの、大作のアパートで試しにやらせてもらったギャルゲーは拓郎の想像をはるかに上回る現実感あふれたゲームで……。
大作のことを完全な現実逃避だとあきれながらも興味をもった拓郎は、ギャルゲーを自分も楽しもうと、貯金をはたいてパソコン一式を購入しました。そして仮想現実の世界を楽しむためには、さらに恋人の人格AIをプログラミングしたソフトを購入する必要がありました。AIソフト売り場をうろうろしながら、やがて拓郎は1本のソフトを見つけます。それはTUKIKO(月子)という名前のソフトでした。そのソフトを購入した拓郎は、さっそく家に持ち帰ってプレイしてみることにしました。ところが、プレイしていくうちにそのソフトが普通のAIソフトとはまったく異なることに気がつきます。
この作品はマトリックスのような仮想世界を体現していて、そこから始まる謎解きはSFとミステリを掛け合わせているので飽きずに読破することができます。仮想世界と現実世界のはざまで悩んでいる人は読んでみてはいかがでしょうか。
作者:花沢健吾
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
連載開始:2004年
巻数:全4巻
■「寄生獣」
物語の主人公は、平凡な高校生の泉新一。彼はある日、一匹のパラサイトに襲撃される事態に陥りました。パラサイトは空から飛来し人間の鼻腔や耳の穴から人間の頭に侵入する恐ろしい生物です。彼らは人間の脳を含めた頭部全部と置き換わるようにして寄生し、人間の全身を支配してしまいます。さらに超人的な戦闘能力を持ち、寄生されたら他の人間を捕食するようになってしまうのでした。寄生された頭部はもはや人間のものではありませんが、人間そっくりに擬態して変形するため、一見しただけではその人物が寄生されたかどうかは判断できません。 新一の場合、幸運なことに襲撃されたとき、脳への乗っ取りを免れることができました。しかしパラサイトは新一の右腕に寄生して同化してしまいました。そのパラサイトは真一の右手にちなんで「ミギー」と名乗るようになります。