AI(人工知能)をめぐり82歳が考える(1) 高齢者世代としても興味深いテクノロジーの進歩 (4/6ページ)

Jタウンネット

加齢と共に身体能力が低下して行くのは当然の流れなので、筆者は予てより自身が歩行困難となった暁は歩行器の利用を考えて居たし、それも出来るだけ格好のよいデザインで、可能なら電動式(自分の意志だけで行動可能)で、住んでいる町の日常の買い物などの実用目的以外に、たとえば東京や大阪の美術館や博物館で開催される展覧会や、また講演会、フォーラムなどに自由かつ積極的に出掛けたいものだ、と密かに検討し、機器のコストや、介護保険適用の有無などを検討して来た。

そうとなれば、自分も現代社会も、遠い将来の話では無く、もう今でもロボティクスが大いに関わりを持ち始めているのだろう、と考えて来たし、大いに関心がある。そんな訳で、ロボットを考えると、人工知能を考えないわけには行かなくなる。

今、ロボットは目覚ましい発展を遂げつつあり、日本はその分野でもトップレベルの技術を持っているらしい。にも拘わらず、実用化段階に入ってくると、このままでは外国に引けを取る(今でも、もう既にそうなりつつある)という。

それは、日本人が非常に「安全性」に拘ることも関係しているようだ。無論、利用する人間の安全第一を考えること、それはそれで大きなアドバンテージとなるわけだが、その安全基準を満たすための諸手続が余りにも煩雑で、時間やコストが掛かり過ぎたりすれば、その点で合理的な他国に大きな遅れを取る結果となり、トップレベルの技術によって、もたらされる筈のおいしいところが、無残にも他国に吸い取られ、先行されかねないことになり始めているらしい。

この問題は、今の日本や日本人が最も関心を払うべき、そして望ましい方向に向けて最良の手段を考え、実行せねばならぬ問題である、と確信する。

ここから全ては始まる。この問題に関心を持ち、素人ながら社会に対し意見を述べて行くためには、先ず「人工知能」とは何か、「そして、それがロボットと、どのような関係があるのか」そして「他にも人工知能に関し、どんな問題があるのか」、更に「こうしたIT分野を発展させるためには、どのような手立てや準備、努力が必要なのか」等々、筆者なりに考えて、意見を述べてみたい。

ここで、人工知能からは外れるのだが、身近な「人間知能」つまり「人間の知覚」について、触れてみたい。

「AI(人工知能)をめぐり82歳が考える(1) 高齢者世代としても興味深いテクノロジーの進歩」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る