感動で、悲しみで……思わず涙があふれる漫画10選 (5/7ページ)

学生の窓口

素直に行動できない大人になる面倒さと、それでもキラキラした気持ちを持っていたいという若い心が誰もが一度は経験したことのある「切なさ」「どうしようもなさ」に共感できるのではないでしょうか。

作者:小畑友紀
出版社:小学館
掲載誌:ベツコミ
連載開始:2002年5月
巻数:全16巻

■スラムダンク:井上雄彦

ジャンプ黄金期の代表作「スラムダンク」は漫画はもちろん、アニメ、ゲームと大ヒットをした漫画です。さまざまな名言もあり、今でもこの世代の人はよく口にするほどです。 バスケットボールブームの火付け役でもあります。

湘北高校に入学した不良、桜木花道が淡い恋心を抱いて、ひょんな流れからバスケットボール部に入部するところから始まります。ただの不良少年がバスケットボールによりまっすぐにスポーツと向き合い、仲間を作っていき、インターハイにまで出てしまうという漫画です。 スポーツ漫画での泣き所、というのは色々なパターンがありますが、やはりスラムダンクでは桜木花道が泣くと、読者も泣いてしまいます。自分のふがいなさからの悔し涙はページを飛ばしてしまいたくなるくらい心が締め付けられます。そして、感動の涙ももちろんあります。長年、桜木花道が目の敵にしているチームメイト流川との距離が近づくたびに、桜木花道の成長を感じ、涙が溢れます。

またこの漫画は主人公以外にもとても注力して描写がされています。三井、宮城というチームメイト、陵南の魚住、仙道、海南の牧……さまざまな選手が真剣にバスケットボールに取り組み、挫折・成功をしていくという物語はどこにも無駄な描写がありません。1Pも見逃すことなく、読む価値があります。

作者:井上雄彦
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
連載開始:1990年
巻数:全31巻

■天使なんかじゃない:矢沢あい

天使なんかじゃないは「りぼん」で連載されていた少女漫画です。高校の生徒会を舞台に物語は進んでいきます。主人公の冴島翠は生徒会役員に立候補させられ、副会長となってしまいます。

「感動で、悲しみで……思わず涙があふれる漫画10選」のページです。デイリーニュースオンラインは、少年漫画少女漫画漫画カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る