男の青春! 一度は読んでおきたいおすすめ野球漫画10選 (2/7ページ)
野球部の顧問となった彼は、反抗する不良生徒たちと真剣に向き合い、夢に対してまっすぐに挑戦する大切さを説いていきます。その真摯な姿に生徒たちも徐々に心を開くようになり、野球部としての活動が再開。自信を失くし、野球に対する情熱が無くなっていたエースの安仁屋もそんな川藤に心を動かされます。 川藤のまっすぐさに心を打たれたのは、自分のチームだけでなく対戦高校にも波及します。野球エリートながらも非行に走る生徒たちには真面目に野球をする姿勢を、生徒のことを考えずに勝利至上主義である相手監督には生徒のことを考える思いやりを、それぞれ説いていきます。
チームは「夢にときめけ、明日にきらめけ」がスローガン。仲間同士で一体になって、目標に向けてがんばっていき、試合ごとにその内面とともに成長していきます。野球漫画としてはもちろん、学園物語としても楽しめます。
作者:森田まさのり
出版社:集英社
掲載誌:週刊少年ジャンプ
単行本:全24巻
■Dreams
事細かな野球理論を組み合わせた野球漫画が「Dreams」。こちらも元々は素行の悪さが目立つ久里武志が夢の島高校へと入学し、野球の才能を開花させていく話です。 夢の島高校野球部へ入学した久里は、いきなり紅白戦に登板。規律を重んじる部長は破天荒な性格の久里のことをよく思わず、試合中に久里側に不利な判定を持ちかけるなどの嫌がらせをします。しかし、久里はそれを上回る驚異の野球センスを見せ、周囲が納得するしかない結果を見せつけます。 夢の島高校は、それまで主戦の大和田を中心としたチームで、大和田以外は高い能力の選手はおらず、決して強豪校ではありませんでした。しかし、久里が加入したことで、劇的な変化を見せます。素行の悪さは相変わらずでしたが、彼の野球理論は本物。実践した選手たちが見る見るうちに結果を出し始め、強豪校へと進化していきます。
現実離れしているプレーもあるものの、久里が考えた野球理論に則ったものであるため、あり得ない世界とまでは行きません。メジャーの選手や一部のプロ野球選手などが取り入れていた打法や、周辺視システムなどを取り入れていることで、実際にプレーしている者の参考になる部分もありました。