ジオエンジニアリングからキメラ、死者の復活まで、人が神の領域へと踏み込んでしまった10の科学プロジェクト (1/7ページ)

カラパイア

ジオエンジニアリングからキメラ、死者の復活まで、人が神の領域へと踏み込んでしまった10の科学プロジェクト
ジオエンジニアリングからキメラ、死者の復活まで、人が神の領域へと踏み込んでしまった10の科学プロジェクト

[画像を見る]

 私たちの生活は科学のおかげで飛躍的に快適になった。世界はずっと便利な場所となり、自分たちやこの世界について理解する手助けもしてくれた。科学の発展は、すなわち人類の発展だ。革新をもたらし、人類全体に利益をもたらす科学プロジェクトを推し進めたいと願う科学者は大勢いる。だが、そうした中には人が神の領域に足を踏み入れるようなものもある。

・10. 絶滅した動物を復活


[画像を見る]

 フランスとスペインを分かつピレネー山脈にはブカルドというヤギの亜種が生息していた。数千年前は大量にいたブカルドだが、乱獲によって絶滅の淵まで追い込まれた。しかし、最後に残ったブカルド(セリアと名付けられたメス)が死ぬ前に、科学者はその細胞を保存することに成功。

 正式に絶滅が宣言されてから数年後、フランスとスペインのチームが『ジュラシック・パーク』にも似たプロジェクトを遂行する。セリアのクローンを作り、絶滅したブカルドを蘇らせたのだ。残念ながら、セリアは長く生きなかった。代理母から生まれてわずか10分で死んでしまった。

 科学者はこの試みを反絶滅(de-extinction)と呼んだ。2003年にブカルドを反絶滅したときに使用された装置はかなり原始的なものだった。現在では数多くの改良が加えられており、やがて反絶滅手法の完成を見るだろうと期待されている。消え去った種が地球に再び姿を表すのは時間の問題かもしれない。
「ジオエンジニアリングからキメラ、死者の復活まで、人が神の領域へと踏み込んでしまった10の科学プロジェクト」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る