歌もストーリーもすばらしい! おすすめミュージカル映画10選 (4/8ページ)
そのうちの3回目の映画化の作品で、それまでは1933年頃の世界大恐慌下のニューヨークが舞台でしたが、2014年版のこの映画では現代のニューヨークに設定を置き換えて映画化されています。そのため、観ている側も物語の世界に入り込みやすく、感情移入しやすくなっています。アニーが自分の置かれた境遇にもめげずに、諦めずに生き抜いていこうとする姿と、友情にも近いものを感じるようになるスタックスとの関係は必見です。
公開:アメリカ:2014年12月9日 / 日本:2015年1月24日
監督:ウィル・グラック
主演:ジェイミー・フォックス/クヮヴェンジャネ・ウォレス
■「レ・ミゼラブル」
1815年、フランス南部のディーニュのミリエル司教の元に1人の男が訪れます。彼はジャン・バルジャンという男でした。行く先々で冷たくあしらわれて来たジャン・ヴァルジャンを司教は優しく温かく迎え入れました。しかし、その司教の心を裏切るようにジャン・ヴァルジャンは司教が大切にしていた銀の食器を盗んでしまいます。捕えられたジャン・ヴァルジャンを前に司教は食器は自分が与えたものであるといいその罪を許します。司教のおかげで人としての心を取り戻したジャン・ヴァルジャンはまっとうな人物として生きていくことを誓い実行します。そのおかげでいつしかモントルイユの市長として働く彼はファンティーヌという女性と出会い、彼女の娘コゼットとの運命に巻き込まれていくのでした。
ヴィクトル・ユーゴーの同名小説を原作として1980年代にロンドンをはじめとして、ブロードウェイでもロングランされているミュージカル作品を完全映画化したのがこの映画です。ミュージカルを映画化しているため、原作である小説とは異なる部分が多くあります。人を信じることができなくなっていたジャン・ヴァルジャンが、司教と出会うことで人としての優しさや強さを取り戻していく様は本当に感動的です。また、ファンティーヌを幸せに出来なかったぶんを、その娘コゼットに注ぐ真摯な愛も、ミュージカルナンバーと相まって感動を生みます。