【南イタリアを満喫】マテーラの洞窟住居「サッシ」はまるで石器時代にタイムスリップしたかのようなスポット (1/4ページ)
イタリアのバジリカータ州の町マテーラ。
石灰質の岩肌に作られた「サッシ」と呼ばれる洞窟住居があることで知られてます。
マテーラは、イタリア半島を長靴にたとえるとちょうどくるぶしにあたるところに位置しています。
マテーラの洞窟住居として1993年にユネスコの世界遺産に登録されたのをきっかけに観光地として認知され、多く観光客も訪れ、日本でも認知されつつありますが、まだまだイタリアの中でも穴場的と言えるスポット。
無数の洞窟住居が谷の斜面の崖にへばりつくように並んでいる景観は圧巻。
石灰岩に掘られた横穴式住居の上に家が建てられ、そのまた上に家が積み重なり、もうどこからどこまでが山でどこまでが家なのかもわからないほど。
サッシは新しく改築された洞窟施設もあり、現在も人が住み利用されています。
一度見たら忘れられないこの光景は、まるで人類が誕生した石器時代にタイムスリップしたかのような錯覚におちいる瞬間を味わうことができます。
時間が止まったかのように、ひっそりと静まり返る町の中は、まるで迷路のように複雑な構造をしているので、観光する際は歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
町を歩いていると時折出会うお土産屋さん。路面で売っているお土産はどれもとっても手が込んでいて、思わず手にとってみたくなるものばかり。