夏休みに行きたい! 近畿大学建築科の学生が選ぶ、大阪のお気に入り建築物スポット3つ (2/9ページ)
遠目に見ると、街並みからにょきっと突き出ているので、「あれだ!」とすぐにわかりますが、このビルの楽しみは高いことのほか、3つの建物が1つになっていることや、全面ガラスの「カーテンウォール」と呼ぶ工法を用いていること、それにやはり、最上階の展望台「ハルカス300」の構造でしょう。
ビルを外から見るととにかくガラスが美しく、未来の建物!? 的な感覚があります。外観のデザイン監修は、世界中の超高層ビルを設計しているという、アメリカ人のシーザー・ペリ氏。建物は、「地上から約100メートルの低層部」(近鉄百貨店・あべのハルカス近鉄本店が入っています)、「200メートルの中層部」(オフィス)、「300メートルの高層部」(大阪マリオット都ホテルと展望台)の3段階に分かれていて、全体として、これらが一つにくっついた形になっています。
周囲は公道や商業施設、商店街、路面電車の線路などに囲まれています。建設中は資材置き場に困って、3段階に分けて建てたという裏話を耳にしました。その難点をうまくデザインに活かしたのでしょうか。どの方角から見ても表情ががらっと変わる、また、ビルのすべてがガラスで覆われているように見えて、眺めていて飽きない様相です。

↑58階~60階の展望台「ハルカス300」からの風景。16階にチケット売り場とゲートがあります。16階から50階まで、ノンストップのエレベーターで約50秒で到着。エレベーターの天井はシースルー、LED照明での演出もあって楽しめます。
チケットは大人は1500円ですが、前もって500円追加で時間指定すると、あまり待たずに入れるシステムがあります。休日は混み合うことがあるそうで、ホームページなどで詳細を確認してください。