名作ばかり! 観ると人生を考えさせられるおすすめ洋画10選 (5/9ページ)
30年後、映画監督として成功し村に帰ったサルバトーレは、アルフレードが遺した遺品のフィルムを映写機に掛けます。
約2時間という尺の中に、少年時代、青年時代、現在が詰め込まれていますが、構成が見事で長い時の経過を分かりやすく見せてくれます。「感動」「泣ける」映画の代表格といっても過言ではない名作で、見ていない人は絶対に見るべき一本でしょう。 映画館は協会と併設で、上映する映画フィルムは神父によって編集されているというエピソードが序盤に登場します。神父がキスシーンやロマンティックなシーンをカットしてしまっているのです。それをアルフレードが繋げて上映しているいのですが、切り取られたキスシーンフィルムはバラバラに。実はアルフレードはこの細切れフィルムを一本にしているのですが、この伏線を効かせたラストは美し過ぎて、鑑賞後しばらくぼうっとしてしまうことでしょう。
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
制作:ミーノ・バルベラ
音楽:エンニオ・モリコーネ、アンドレア・モリコーネ
出演者:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ、マルコ・レオナルディ、アニェーゼ・ナーノ
■少年たちが抱いた夢の純粋さ「遠い空の向こうに」
主人公のひとりである元NASA技術者のホーマー・H・ヒッカムの実話をもとに描かれた作品です。 舞台は米ソ冷戦時代アメリカの炭坑町。町全体が炭坑業によって生計を立てており、この町に住む子どもたちは、いずれ父親たちと同じ炭坑夫になることを半ば約束されています。高校生のホーマーは、炭坑夫になることを決められた将来に漠然とした不安をおぼえていました。 ある日、ホーマーはソ連から打ち上げられた世界初の人工衛星スプートニクが星空の浮かぶ夜空を飛ぶ姿を見ます。これに感銘を受けたホーマーは友人たちと、ロケット製作を開始します。失敗を繰り返しながら、ホーマーたち4人はロケット作りに夢中になっていきますが、その過程で、父親との衝突も。 紆余曲折ありながら、高校の教師の後押しを受けた4人「ロケットボーイズ」は科学コンテストに出場し見事に賞を獲得することになります。