人に酷使され働くことをボイコットした象だが、第二の象生で人間の愛情と生涯の伴侶を得る(タイ) (2/5ページ)

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 最初、メー・カムのオーナーは手放すことを渋ったが、仕事を拒否するメー・カムを抱えてどのように暮らしていけばいいのか途方に暮れていた。そこで、マクウィリアムさんとリンカウさんはオーナーにある提案をした。2人はメー・カムを借りる事とし、レンタル代を払ったのだ。この代案にはオーナーも満足げに同意したという。

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 保護施設についたメー・カムだが、これまでの生い立ちから人に対して不信感を抱いていた。人間がまわりにいることすら好きではないのだ。

 だが心を許す人もいる。象はとても頭の良い動物である。その人間の本質を見抜いているのである。彼女に優しく接するリンカウさんと、保護施設にいる新しい調教師にだけには心を許した。

 人間が嫌いなメー・カムだったが、施設で過ごしていくうちに心の壁が溶けていったようだ。ここでは毎日、水浴び、ダスティング(泥などを体につけて寄生虫や乾燥から皮膚を保護すること)、狩猟採集、周囲の探索、泥遊びなどをしている。

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 メー・カムもやっと本来の象としての一日を過ごせるようになったのだ。

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 木や岩に体をこすりつけ、かゆいところを好きなように掻いたりと、前にいた場所ではできなかった事が、ここでは自由にできる。
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