ミツバチは人類にとってとても大切な役目を果たしていた。ミツバチが絶滅したら起こりうる10のこと (5/8ページ)

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・4. 食べ物の値段が高騰する


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 これまで見てきたように、多くのフルーツや野菜がこれ以上、育たない状態になると、食べ物が不足する。人間の手で授粉はできるとはいえ、絶対量の少ない食べ物の値段が上がることは必至だ。

 ミツバチがいなくなったら、こうした食料危機が起こる。これは未来の話ではなく、すでに現実のことになっている。スコットランドでは、2012年の冬、ミツバチのコロニーの3分の1以上が壊滅状態になってしまい、その結果、食糧の値段が上がった。ものが不足すれば、その値段が上がるのは当然のことで、必需品ほど影響が大きい。

 こんな調子でミツバチが死に続けたら、リンゴ、コットン、コーヒーのような、ミツバチ頼みの作物の値段が上がり続ける。人の手で授粉させてできたコーヒー一杯がいったいいくらになるかは、誰にもわからない。・3. 栄養不良が大きな問題になる


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 人間の体は複雑なマシンなので、わたしたちは健康でいるためには、さまざまなビタミンや栄養素が必要だ。もし、ミツバチが絶滅してしまったら、この複雑な体が大きな問題になる。

 2011年、サンタバーバラ大学の生態分析統合センターが、世界中のミツバチが授粉する作物が、脂質や、カルシウム、フッ素、鉄分、ビタミンA、C、Eなどのミネラルの大半を担っていることを発見した。食べ物がなければ、わたしたちの体はうまく機能しない。ビタミンAがないと免疫システムや夜間視力に支障をきたすし、ビタミンCが不足すると壊血病が流行り、鉄分の不足も困る。

 これらすべてが不足すると、わたしたちは病気になりやすく、すぐ疲れて、虚弱になってしまう。
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