ミツバチは人類にとってとても大切な役目を果たしていた。ミツバチが絶滅したら起こりうる10のこと (4/8ページ)
被服産業には不可欠のコットンもそうだ。コットンの服を着る機会は多いし、多少でもコットンが使われている服はたくさんある。ちょっとあげただけでも、デニム、Tシャツ、肌着、ソックスなど、いろいろだ。そのほかにも、ベッドのシーツ、靴ひも、使い捨ておむつ、トイレットペーパーなどの日用品にも使われている。
ポリエステルなど、コットンに似た素材の服を作ることができる一方で、こうした合成繊維の新たな需要は製造に大きな負担がかかり、現在のコットンのような大量生産はできない。言うまでもなく、ミツバチ絶滅後の衣料の世界は、大きく違ってくるだろう。・5. 人間の主要タンパク源は豚肉・鶏肉に
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ミツバチがいなくなってしまった世界では、わたしたちはいったいなにを食べればいいのだろう?これまで見てきたように、乳製品やビーフが影響を受けるのは避けられないが、ポークやチキンはどうだろう?
幸いなことにブタは雑食だし、ニワトリはミツバチが授粉する作物は食べない。つまり、多くの人間の主要なタンパク源は、ポークやチキンになるということだ。
作物の中で、小麦、トウモロコシ、大豆、米はミツバチ(昆虫)が授粉する必要はないので、まだ量は足りるだろう。日常よく食べる一部の野菜やフルーツは、人間が介入することで、なんとか生き延びることができそうだ。ポテト、トマト、ニンジンの授粉量は少なくていいが、生産量も大幅に落ちてしまう。カノーラ、ココナッツ、アーモンド、ゴマなどは絶滅してしまうので、さまざまな食用油に別れを告げなくてはならないかもしれない。