ミツバチは人類にとってとても大切な役目を果たしていた。ミツバチが絶滅したら起こりうる10のこと (7/8ページ)

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・1. 世界中で飢饉が起こる


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 飢饉は特に開発途上国で起こりえる。人類がかろうじて生き残ることができるのは、トウモロコシ、小麦、米、大豆のようなミツバチの助けがなくても生育する作物がまだあるからだ。しかし、こうした作物に全面的に切り替わるにはしばらく時間がかかる。

 ミツバチが徐々に絶滅していくのなら、持続可能な新しい食糧供給源に備える時間があるからまだいい。もし、すべてのミツバチが明日死んでしまったら、農家がトウモロコシ、小麦、米、大豆に鞍替えする間、食料源確保が相当な試練となるだろう。その移行期間中に飢饉が起こるかもしれない。

 ミツバチの消滅は、現在まだ増え続けている人口の維持にも打撃を与える。手に入る食糧の量が劇的に不足し、値上げが現実になる。つまり、多くの人々が食べ物を確保することができなくなるということだ。

 ここでもっとも恐ろしいのは、世界に大打撃となるほどミツバチがまだ完全に消滅しているわけではないことだろう。わたしたちが今直面している大きな問題のひとつは、人類の人口が現在進行形で増え続けているのに、ミツバチの数は減っていることだ。つまり、食料やコットンの量が減っていくのに、これらを必要とする人間の数は増えているということなのだ。こと生活必需品に関しては、過度な需要増は決していいことではない。
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