参勤交代の意味とは? 意外と知らない参勤交代のルール「片道2億円」 (1/2ページ)

江戸時代の幕府の法令の一つに「参勤交代」があります。最近では映画「超高速! 参勤交代」も続編が公開されて話題になっていますよね。参勤交代の意味は、簡単に説明すると「地方の大名を定期的に江戸に来させる」というもの。その目的は諸説ありますが、おおまかには「将軍と諸国大名の主従関係を明確にするための行為」だったようです。
今回は、そんな参勤交代の意味と意外な事実をご紹介します。
今回は、この参勤交代について、その意味やどんなルールで行われていたのかなどを紹介します。
■1年ごとに江戸と自国領を往復しないといけない参勤交代
この参勤交代は徳川幕府の3代将軍の徳川家光が法令として制度化しました。ではどんな内容のものだったのでしょうか。参勤交代の条文を見てみましょう。
江戸幕府が武家統制のために定めた「武家諸法度」には、
「大名・小名在江戸交替相定ムル所ナリ。毎歳夏四月中、参勤致スベシ」
という一文があります。これは「大名は自国と江戸で交互に勤務することを定める。毎年4月(旧暦)に江戸に参勤すること」という意味です。この制度によって参勤交代は義務化され、諸国の大名は嫌でも江戸に行かなくてはいけなくなりました。
参勤交代の流れは以下のようなものです。
・春に自国を出立して江戸へ
↓
・江戸に到着したら将軍にあいさつし、自国の江戸屋敷で1年過ごす
↓
・春になったら江戸から自国に戻る
↓
・次の春にまた江戸に行く
こうして1年おきに江戸と自国を往復します。参勤交代では一度に全大名が集まるのではなく、基本は1年ごとの交代制。例えばAグループの大名たちが参勤交代で江戸に行く年はBグループの大名たちが江戸から帰ります。