【10月8〜12日】雁から学ぶ”愛と絆”の深め方とは (4/4ページ)

ANGIE

中には残された枝に、亡くなったつがいを思い、涙する雁もいたのでしょうか。亡くなった雁を偲ぶ「雁供養」など、いにしえの人はあらゆるものを愛あふれるまなざしで見つめていたのですね。そんなまなざしこそが、人と人、あらゆるものとの「絆」を深めてくれるのではないでしょうか。



今日はこの時季、遠くシベリアの方から日本にやってくる渡り鳥、雁のお話をしました。とりたてて興味がなかった鳥も、その習性や、一生を知ると、ぐっと親近感がわきませんか?

私たちが暮らす地上だけでなく、空にも、海にも、愛がありますね。パートナーと同じ夢や目的を共有することで生まれる信頼と安心感。生きとし生けるものはもちろん、亡くなった人、役に立たなくなったものさえも、やさしいまなざしで見つめることができたら、愛する心と一緒に、愛と絆もより深くなるでしょう。

連載640x156px

【参考】『二十四節気と七十二候の季節手帖』山下景子/成美堂出版

「【10月8〜12日】雁から学ぶ”愛と絆”の深め方とは」のページです。デイリーニュースオンラインは、旧暦の暮らししあわせって?女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る