【10月8〜12日】雁から学ぶ”愛と絆”の深め方とは (1/4ページ)

ANGIE



10月8日~12日頃は第四十九候「鴻雁来る(こうがんきたる)」。つばめが南へ命がけの旅に出たあとは、入れかわるように、遠くシベリアの方から雁といった渡り鳥がやってきます。

昔の人は、雁が渡ってくる頃に吹く北風を「雁渡し(かりわたし)」と呼んでいたとか。また、雁の足に手紙をつけて、都へ届けたという中国の故事に由来する「雁の使い」「雁の文(ふみ)」という言葉もあるそうですよ。私はとりたてて雁が好きなわけではありませんが、家族や仲間と一緒に自由に空を飛ぶ、雁の絆と愛の深さに触れ、感じることがありました。

今回は、この時季に日本にやってくる渡り鳥について知識を深めながら、「愛」と「絆」について考えてみませんか?


七十二候とは?
時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。

季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。

「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
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