世界最北と言われた、ノルウェー・トロムセーのマイクロブリュワリーにまつわる、驚きのエピソードとは? (1/5ページ)
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ノルウェー北部、最大の都市トロムセー(Tromsø)。
北極圏から300km北に位置しながらも、メキシコ湾流(暖流)の影響で気候は穏やかな場所です。夏は白夜、冬はオーロラと、日本では味わえない大自然での体験が出来る場所です。
北欧は物価が高いことで有名ですが、大自然が織りなすマジックを一目見たくて、この地を訪れる人々は後を絶ちません。
実際ノルウェーの物価は、日本の物価のほぼ2倍。
お土産を買うにも、食べ物を買うにも、思いとどまってしまう程です。
しかし日本を遠く離れて、遥々この地まで来たのなら、現地のグルメも味わいたいもの。魚介類、トナカイ、ヘラジカ、クジラなど珍しいものに出会えるでしょう。
そんな中でもお酒好きにおすすめしたいのが、マックビール醸造所。
この醸造所の運営するビアホールが街にあり、60-70種類ものクラフトビールを楽しむ事が出来ます。お値段は0.17リットル、500円〜。
価格は高いけれども深みのある美味しいビールを飲みながら、ビアホール内を見回すと創業当時の写真があちこちに見られます。
ビアホールのホームページにも創業から現在までの歴史が掲載されています。(なんと日本語版もあります)
実はこのマックビールとビアホールが出来たのには、日本人の想像を超えるような北欧特有の事情がありました。
今回はそのエピソードをご紹介したいと思います。