東出昌大&池松壮亮が『デスノート』10年ぶりの新作に出演した胸の内を語る 「ブチやぶってやる、という心意気を持って現場に挑んだ」 (4/6ページ)
池松くんが演じる竜崎は、世界的名探偵でLの後継者という非現実的なキャラクターなのに、存在感がしっかりあるので、「さすがだな」と思いました。
--「ノートに名前を書かれた人間は死ぬ」ということは絵空事ですが、現実でも身勝手な犯罪は起きています。そういう現実とリンクしているということを、みなさんが共通意識として持っていましたか?
東出:ありました。「これは戦争の話、人類の話だね」という話はたくさんしました。
池松:"『デスノート』は何か?"といえば、"戦争"ですからね。ノートになったというだけで。やっぱり、10年前は、2016年の今の思考でタイムリーに観たわけではないのでわからないですが、『デスノート』を映画化することに対して、もっと前向きだったし、プラスの挑戦だった気がします。それは、その時代に余裕があったのか、なんなのかはわからないですが...。でも、10年の時を経て、戦争やテロが起こっている中で、「『デスノート』を作る意味をもう一度考えましょう」という思いは、作品に関わった人たちも僕らも、共通で持つことができた気がしました。
--公開に向けてどんなお気持ちですか?
池松:久しぶりにこういうデカいことをやって。怖いですが、ものすごくワクワクしています。
東出:僕は、ドえらいものにはなったと思っています。『デスノート』は、逆転に次ぐ逆転のストーリーが面白い作品ですが、それを全部知っている僕が観ても映画として面白かったので。試写が終わってマネージャーさんとの帰り道で「あのシーンはどういうことだっけ?」という話をしていたのですが、その時に「あ、これは成功しているんじゃないかな」と思いました。