寝ても寝ても眠いときは要注意!考えられる疾患を知っておこう (2/5ページ)
ナルコレプシーから起こる発作
多くの場合は、緊張が強ければ何とか我慢できる眠気だそうですが、中には耐えきれなくなって突然眠り込んでしまう「睡眠発作」を伴っていることも。
他にも笑ったり驚いたときに急に脱力してしまう「情動性脱力発作」や、睡眠時に金縛りにあったり、入眠時に実体験のような夢を見る「入眠時幻覚」などの症状もあるそうです。
周囲から厳しい目で見られることも...
厄介なのは周りから「怠け者」のような扱いをされてしまうことですね。
学生のうちもそうなのですが、特に社会人になってもこの症状が治らない場合、仕事中にウトウトしているだけでも、「あいつはいつもたるんでいるな」というレッテルを張られてしまうのです。
そうしているうちに居場所を失ってしまい、転職や退職を余儀なくされることに…。ナルコレプシーはホルモン分泌の異常ナルコレプシーの原因は今まで謎が多い状態だったのですが、最新の研究結果でようやく「オレキシン」という物質が原因なのではないかと叫ばれるようになりました。
オレキシンとは
オレキシンは別名「睡眠ホルモン」といわれ、脳の中でも自律神経をつかさどっている「視床下部」というところから分泌されます。
睡眠状態と覚醒状態(目が覚めている状態)の切り替るスイッチのような役割を果たしているホルモンです。
そして研究を重ねていくうちに、ナルコレプシー患者はこのオレキシンの分泌が少なくなっていると判明し、これが原因なのではないかといわれるようになってきました。オレキシンの分泌が減少して、睡眠状態と覚醒状態の切り替えがうまくいかなくなると、日中に眠くなってしまうというのが、ナルコレプシーの一連の原因です。
となると、ナルコレプシー解消のためには、このオレキシンの分泌を増やしていく必要があります。本来はサプリメントから摂取することができると良いのですが、残念ながら日本にはまだありません。
オレキシン自体も1998年に発見された物質であり、まだまだその役割について謎が多かったりするので、なかなか難しいところですね。