最側近「自民党・若狭勝」が小池百合子都知事の“オンナの器”を語り尽くした!(3)社会で女性が輝くためには… (1/2ページ)
──そう考えると、小池知事が再び国政に戻って、女性首相を目指すということもありうるのでは?
「そうですね。女性首相はぜひ、実現させたい。ただ、誰がやるか。もちろん小池さんには期待したいですが、現実的にはどうか。東京五輪までのこれから4年間は都知事を投げ出せない。そして、五輪前に任期が切れますから、もう1期やらなければならない。今から8年後に小池さんは72歳になっている。そこから国政に戻ってとなると、簡単な話ではないです。
でも、政治の世界では先のことはわかりません。政変が起きて、小池さんを首相に、という流れができないとも限らない。
一方で、現在、小池さんは毎日、豊洲や五輪の話題で全国的に注目され、ニュースにおける扱いは安倍首相と完全に並んでいる。もしかすると、注目度からいえば、首相というポジション以上の存在感ですよね。その影響力をもって、知事の身分であっても日本全体へ働きかけられることはたくさんあるかもしれませんね」
さて、冒頭のように若狭氏は知事選期間中に「男泣き」する場面があった。それは、7月26日の街頭演説中のことだった。その日、自民党が擁立した増田寛也元総務相の応援に立った石原慎太郎元知事が小池氏を「厚化粧の大年増」と罵った。若狭氏はこのことを取り上げた時に、言葉を詰まらせたのだ。
「小池さんのために泣いたとかいろいろ言われました(笑)。でも、あれは僕なりのちゃんとした理由があるんです。僕は女性の人権問題に関しては、どうかすれば小池さんより思い入れが強い。僕のライフワークでもあるのです。
明治時代から続いてきた日本の男尊女卑ですが、もうそんな時代じゃない。女性が輝くためには、男社会のトゲを一つ一つ抜いていかなければならないんです。それなのに、知事まで務めた方が厚化粧とか女性に対する言葉としてはあまりにもひどいし、それを候補の増田さんが止めることもなく笑っていた。
日本の政治レベルは、まだこんな状態なのかという意味で、非常に悔しいという気持ちがあったのです」
若狭氏が女性の人権問題に取り組むようになったのは、法律家としての経験からだという。
「刑法には、まだ女性蔑視の規定があるのです。