【日本カー・オブ・ザ・イヤー2016-17】いよいよ大詰め! 独断と偏見で今年の受賞車を予測してみた (6/7ページ)

イキなクルマで

メルセデス・ベンツ「Cクラス」は、高い位置でまとまったクルマそのものの基本性能を、マツダ「デミオ」は、環境性能に加え、「運転の楽しさ」という点がポイントだったと言えるでしょう。

■~近年の受賞車からトレンドを探る~

直近5年間の受賞車を見てみると、やはりどうしても外せないのは環境性能です。各メーカーがあらゆる技術を駆使して環境性能を高めていますが、その上で、運転の楽しさを備えていたり、安全性やデザイン性、使いやすさなど、車としての高い性能を持っていたりしていることが評価されるポイントだと思います。

では、これらトレンドを踏まえた上で、今年のエントリー車両からはどの車が受賞するでしょうか。大胆にも予想してみます。

■~今年の受賞車予測~

今年の10ノミネート車を見ると、とても多彩で魅力的な顔触れになっていると感じられます。環境性能は勿論ですが、スポーツ性やユーティリティ性、実用性などをしっかりと兼ね備えた車が選出された印象です。これまで各メーカーが環境性能を高める技術を着実に積み上げ、その方向性と性能が安定してきたため、車としての総合バランスが一気に高まってきた結果だと言えるでしょう。

注目の今年の受賞車予測ですが、環境性能の高い車という点で、まず新型「プリウス」は最有力候補になりそうです。

また、環境性能とユーティリティ性の高さという点では「セレナ」、「フリード」も受賞の可能性は高いのではないでしょうか。

インポートカー部門では、スポーツ性が非常に高いBMW「M2クーペ」アバルト「124スパイダー」に注目すべきでしょう。同じインポートカー部門では、ジャガー初のクロスオーバーSUVの「F-PASE」ボルボの「XC90」も気になるところですね。

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