タイム誌の 「2016年ベスト発明品」に選ばれた球体タイヤが自動車社会に与えるものとは?【前編】 (4/6ページ)

FUTURUS

――球体になることで従来のクルマの車体の構造はどう変わるのでしょうか? それとも従来通りで対応できるのでしょうか?

従来のタイヤと同様にGoodyear Eagle-360も路面に接する唯一のパーツですので、グリップ、方向転換、ブレーキおよびハンドリング性能などが大きく変わることはないでしょう。

クルマも磁気浮上システムに順応していかなくてはなりません。そして、ドライブアクセルやステアリングコラムなど従来のパーツは使われなくなり、車内のスペースがさらに広くなります。

未来の輸送コンセプトは用途、機能性や柔軟性を向上させるために現在のものとは見た目も機能も異なることが予想されます。しかし、このような変化はGoodyear Eagle-360のコンセプトや技術には無関係です。Eagle-360の利点は、安全に移動するということに関して社会基盤(交通インフラ)の変更が必要ないところです。

GOOD YEAR

■ コンセプトタイヤは新たな構想や新製品の基盤となるもの

――球体タイヤのコンセプト開発で一番難しい点は?

物の輸送、人の移動およびそれらに関わる技術が将来どのように発展するか、またタイヤに何が必要になるかということを考慮することでした。

――Eagle-360のコンセプトで一番面白かった点は?  

さまざまなメディアからの好意的な反応をモニターすることでした。これはメディア、輸送、運送業界、自動車業界及び技術専門家が将来の“乗り物”について私たちと同じ様に考えているということを示すものです。

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