氏子って何?自分の氏神様の調べ方は?新年を迎える前にサクッと知りたい神社の基礎知識 (1/4ページ)
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神社
みんなどこかの神社の氏子区域に住んでいる
神社は日本の隅々にあり、それぞれの神社は『氏子区域』を持ちその地域を守っています。そしてその区域に住み、その神社を信仰する人は『氏子』と呼ばれ、氏子は神社を『氏神様』と呼びます。日本に暮らすということは必ずどこかの神社の『氏子区域』の中にいるということなんですね。
自分が住んでいる土地はどの神社の『氏子区域』なのかを知りたい時は、神社本庁のホームページで調べます。ホームページには『神社庁一覧』があるので、自分の県の神社庁に電話して、自分の住所を言って尋ねるのが確実です。
または近所の古くからある商店の方などに聞くという方法もあります。商店は神社のお祭りなどに参加していることが多いですからね。
神社のお祭り(例祭)の意味って?神社は木々の緑に囲まれた居心地の良い場所ですが、でも公園ではないので、神社に立ち寄った際は、ご本殿にお参りして神様にご挨拶をするのが当たり前です。例祭(大祭)のお祭りの時も、お神輿や夜店を楽しむだけでなく、必ずご本殿にお参りしなければ、そもそもお祭りに来た意味がありません。
例祭でお神輿や山車などを出す神社がありますが、これは神社のご本殿にご鎮座している神様に、お神輿や山車などへとお遷り頂き、そのお神輿や山車で氏子地域を巡行することで、神様のご神徳を各家々に与えて頂いているのです。