アメリカで生まれたアジア系アメリカ人が直面する目に見えない差別、マイクロアグレッション (1/7ページ)
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2016年10月、ニューヨークタイムズ紙で記者をしているアジア系アメリカ人のマイケル・ルオは、ある出来事についてツイッターに投稿した。それはニューヨークの街中で顔について非難されたときのことだ。
アッパーイーストサイドで身なりのよい女性が、自分たちが歩いていることに苛立って、「中国へ帰れ……お前らのクソみたいな国に」と叫んできたという。
ルオは女性を追いかけ、自分はこの国で生まれたんだと抗議した。だが顔は明らかに東洋系である。自分がアメリカ生まれのアメリカ育ちだと証明することは難しい。
すぐさま大勢のアジア系アメリカ人がこれについて話題にし始めた。彼らが生まれた国について、人々はどのようなことを言ってきたのだろうか?
■ アジア系アメリカ人がアメリカで受ける洗礼
アメリカというと黒人と白人の構図ばかりがピックアップされるが、アジア系アメリカ人も目に見えない差別、マイクロ・アグレッションを受けている。
ルオのツイートに対する反応のうち、最も心が痛むものの一つは、メイン州ボードウィン大学で撮影された写真だ。
ボードウィン大学のアジア系学生協会と南アジア学生協会は、「#Thisis2016」と題された写真展を開催。これはアジア系アメリカ人に対する偏見と誤解を浮き彫りにすることを狙いとする。