西洋に伝わるブラック・サンタ伝説。子どもたちを良い子にさせるために生み出された8つの恐ろしい逸話を持つ悪夢のキャラクター (2/6ページ)

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 今日ではクリスマスとの関連性は薄れているものの、親の言うことをきかない子どもたちは、ウィップファーザーがやってきて、石炭を置いていくか、お尻に痛い赤いマークをつけられる、といまだにおどかされる。フランスのほかの子どもの話と同様、強欲に負けてはいけないというメッセージを確実に伝えているといえる。・クランプス


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起源:オーストリア

 クランプスの起源はよくわからないが、異端伝説からきていると言われていて、その身体的な特徴がこれを裏づけている。角があり、半分ヤギ、半分悪魔の人の姿をしていて、毛むくじゃらで蹄をもち、聞き分けのない子どもたちを罰する。その姿は黒い牙をもつ悪魔に似ている。

 クランプスの誕生は、キリスト教の出現と似たところがあるのかもしれない。クランプスが鎖を持っていることが、キリスト教会がいう悪魔とのつながりを象徴していると学者たちは言う。

 サンタが子供たちにプレゼントを配るアメだとすると、クランプスは子供たちのお行儀を良くするムチの立場だ。オーストリアでは、12月5日、聖ニコラウスの日のイブに男たちが、誰かに罰を与えようとコスチュームを着けて町を練り歩き、クランプスの夜を祝う。こうしたクランプスの伝統はヨーロッパのいくつもの町でも広まっていて、半分ヤギで半分悪魔のこのキャラを祝うパレードが行われている。

 この伝統はさらに、アメリカまで伝わっていて、ロサンゼルスでもパーティやパレードが行われていている。
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