すべり芸を築いて40年、村上ショージの道のり「まだできていない道を、がさつに歩いてきた」 (2/7ページ)

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――となると、40年という歳月も、気付いたら40年という感覚のほうが近いんでしょうか?

ほんまに振り返ってみると、10代の自分が背中合わせにいてるように思うんですけど、振り向いたらもう60歳の自分がいてて。その間ってそんなに、いろんなことがほんまはあったんでしょうけど、過ぎてしまえば大したことでもなかったのかなって、常に思ってしまうんですね。

――人生をグラフにすると、緩やかにずっと上り調子という感じですか?

いや、あのね、グラフにできないです。自分の中でピークとか、上がったり、下がったりみたいなんは、あまり感じ取れないというか。そのとき、そのときで一生懸命生きていたんだろうなとか思うんですけどね。ほんまに大きなこともあったんですけど...。何か僕は芸人の生き方をしたいなとか。そういう部分を大事にしてきたんで。

――芸人の生き方。言葉にすると、どういうことになりますか?

自由に振る舞うというか、自分が「こうや!」と思うと、押し通すこともします。でも、やっぱり今の社会の中では、全てが全てそういうふうなことが難しかったりもしますね。時代の流れもありますしね。自分が納得できない部分を飲み込まなきゃいけないこともたくさんありますし、妥協もせなあかんやろうし。でもそういう中で、できる限り自分の思想というか、生き方はあまり変えたくないなとか思いながら、いつも板の上に立ったり、仕事に行っています。


――私なんかは小さいときから『オレたちひょうきん族』を見てきて、村上さんはずっとメディアに出続けている印象が強いのですが、今お話があった時代の変遷の中で、メディアに対して思うことはありますか?

メディアが変わったというよりも、携帯電話が出て変わりましたね。スマホとかね。
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