すべり芸を築いて40年、村上ショージの道のり「まだできていない道を、がさつに歩いてきた」 (6/7ページ)
――村上ショージが来たら、誰だって驚きます(笑)。
「このおっさん、無料体験来とるわ!」思われた。無料体験を1時間やって、「どうしはりますか?」言うから、「いや、やめます」って言われへんでしょ(笑)。それで、僕も「いや、やりますよ。それよりも先生、1回おいくらですか?」言うて。「このおっさん、どれだけ石橋叩くねん」思われながら(笑)。
――いやあ、本気度が伝わるエピソードだと思います。
ほんまにちょっとギターうまくなったろ思てますし、また新たに歌つくりたいな、思てるんです。

――期待しております。いろいろお話いただいてありがとうございました。最後に、AOLの読者は日々の生活でスポットが当たりづらいサラリーマンが多いのですが、人生の先輩である村上さんから、彼らにメッセージをいただけませんか?
いや、でも僕らの世界も一緒なんですよ。そんなにスポット当たってる人間って、ごくわずかで。僕いつも言うんですけど、頑張ることの必要性っていうのは、どんな仕事でも欠かせない。でも、頑張ったから言うて何かを得ようと思たって無理やで、と。「頑張ったからこれください」っていうのは間違いやで、と。でも、やっぱり頑張ってない奴より頑張っている奴のほうが道は拓けるし、チャンスはくる。人って頑張ることしかないんですよ。「頑張ったところでこんなんやわ」ってなっても、後々、「ああ、あのとき頑張ったから今があるんやな」とか、いろんなことが感じ取れるようになってくるんですよね。人って人を見ているわけやから、自分が言わなくても周りが感じることもあるし、わかってくるってこともあるから。やっぱり頑張り続けてほしいなと思います。