すべり芸を築いて40年、村上ショージの道のり「まだできていない道を、がさつに歩いてきた」 (4/7ページ)

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――そんな村上さんの姿に憧れて、芸人になった方も多くいるのではないでしょうか。

いや、憧れと言うか、逆で。僕の道は、あまり人が通る道じゃないですからね(笑)。例えば、漫才でも中川家とかはきちっとどこへ行っても鉄板でウケるんです。ああいう漫才なんかいいなあと思いながら、自分は絶対できないです。

――できないというか、その道は選んでいないということですよね?

はい。

――ご自身の道の開拓というのは、どういうふうにしてきたんですか?

やっていたら意外とできていた。本当に雑木林をずっと歩いていたら、だんだん道ができてきた、みたいな部分もありますよ。最初から道はつくっていないですから。獣道みたいなところをずっと通っとったら、ほんまに道ができるようなもので。それをずっと歩いていけるみたいな部分やと思います。

――これから先に歩く道も、まだ道ができていないわけですよね?

はい。本当にいろいろなところを歩いてみたいなあ、とか思いながら。まだできていない道をがさつに歩いてみたりとか、なんか道をつくっていきたいなあとか、そっちのほうが自分には合っているかな、とか。だから「お前いつまでそんなことやっとんねん!」と言われることを、ずっとやり続けたいなと思います。


――そして、新たなチャレンジがCDデビューかと思います。

ビートたけし師匠の名曲『浅草キッド』を歌わせてもらいました。僕はお酒を飲みに行っちゃあ、周りから「師匠、『浅草キッド』歌ってください」、「ほんならママ、入れて」とか言いながら、ほろ酔い気分になるとよく歌っていたんです。もともとは『浅草キッド』を超えるような歌をつくったろ思て、新幹線とかで時間があるときに歌詞を書いていたんです。
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