大人も発症する卵アレルギー 症状別の対処法と注意すべき食べ物まとめ (6/7ページ)
除去テスト
上記の検査で卵アレルギーの反応が見られたら、1〜2週間食べさせず、症状が改善するかどうかを確認します。
母乳中の場合はお母さんの食事からも排除します。マヨネーズ、クッキーなど、卵の入っている食品全てを止めて様子をみます。
負荷テスト
完熟のゆで卵の卵黄などを1g程度の極少量から始めて、どの程度まで食べても大丈夫かを確認します。
症状が現れる量や症状の強さもわかります。危険な症状が出てくる可能性があるので、専門の医師のもとで行い、入院して行う場合もよくあります。
余談ですが、最近はインターネットなどで遅延型アレルギーの検査としてIgG抗体の検査も出来るようになりましたが、必ずしもIgG抗体が陽性の食べ物で症状を起こすとも限らず、欧米や日本アレルギー学会ではIgG抗体検査を根拠に除去食にすることは奨励していません。
卵アレルギーの治療

卵除去
原則として検査の数値を参考にするのではなく、食べて症状が出た場合だけ除去します。原因となっていても、症状が出ない範囲までは食べてかまいません。その上で、完全除去と不完全除去の2通りがあります。
・完全除去
卵の成分を含むものを一切与えない方法で、半年程度排除します。
この場合、プリン、菓子パン、ケーキ、マヨネーズなど、卵を使った食べ物を全て中止します。
・不完全除去
1週間に1〜2回ほど、完全に加熱した卵を少量食べさせてみる方法です。
薬による治療
あくまで対症療法であり、症状が安定したら中止します。
・抗ヒスタミン薬
皮膚の症状を軽くするため、間違えて食べて症状が出てしまった時に使います。 30〜60分程度で効果が出ます。