大人も発症する卵アレルギー 症状別の対処法と注意すべき食べ物まとめ (1/7ページ)
2016年12月9日(金)国立成育医療研究センターなどのチームが、卵アレルギーを発症しやすいと思われるアトピー性皮膚炎の乳児に、生後6カ月から固ゆで卵を与えたグループは1歳児の鶏卵アレルギーが約8割減少した、という研究を発表しました。(
参考)
上記方法はまだ実験段階であり、家庭内で実施するのは危険とされていますが、特に乳児に多いとされる「卵アレルギー」はどのように発症するのでしょうか?
今回は卵アレルギーの原因や症状、気になる検査や治療法などについて医師の松本先生に解説をしていただきました。
乳児で1番多い卵アレルギー

厚生労働科学研究班の2014年発表資料(
参考)によると、日本の乳児の約10%に食物アレルギーがあり、そのうち半数以上が卵アレルギーであると考えられています。
学童期までに80〜90%は治まるとされていますが、親としてはとても心配ですよね。
そもそも、なぜ卵アレルギーを発症してしまうのでしょうか。
卵アレルギーの原因

腸の免疫機構が未熟であるか、壊れてしまっていることが卵を含む食物アレルギーの原因です。
腸は本来、細かく消化されたものや、栄養だけしか吸収しません。もし有毒なものが入ってきた場合は、腸内バリアによって排除して排泄されます。